素人爪切り屋

腰が痛いのでずっと爪を切るのをさぼっていた、といっても馬の話。これ結構腰にくるんです。でもあんまり伸びすぎてうちわみたいになってきたので切ってやっか。これでも前に何回か切っているんです、でも1回プロの人のを見ただけだからあやしいもんだ。装蹄は専門の学校があるくらいだから奥が深いらしいけど競馬で走るわけじゃないからまっいいかという調子。

まずは削蹄用に作った自家製特製ヒズメスペシャル、早く言えばナタ、で伸びた部分を切り落とす。ナタをヒズメの上にあてがい上からげんのうで叩くのだけれどオーディンの爪は硬くてなかなか切れない。「このっ!このっ!」とムキになって叩くが馬が嫌がって同じ切れ目に刃が入らない。このへっぴり腰!!

「おい凛。横でのんびり草食ってねーで手伝え!!」つーの。

「んー今度は場所を替えてやってみるばい。」

「この この この このこれでもかっ!・・・・・だめか

「やっぱり下がゴムだから跳ねちゃうんじゃない?」とかみさん

「よしそれならノミでやってみよう」

三度目の挑戦。「一番幅の広いノミを持ってきたぞ!」

しかし大事なことを忘れていた、ノミはナタと違って握った真ん中をかなづちで叩く、馬動く、手を叩く、痛い、 「これもだめか」こうなったら最後の手段だ。

ふっふっふっ電気を引っ張ってきてグラインダーで削ってやる。

ウィーーーンとグラインダーの調子は最高だったのですが片方の手で足を持ち上げて押さえつつ、もう片方の手でグラインダーを操るというのは無理でした。

「何回もやってるのになー、なんで今日は切れないんだろー」

ずーっとつながれっぱなしのオーディンはもう相当飽きていらいらし始めてかみさんがご機嫌をとるのも限界にきたので今日はおわり。まったく爪くらい自分で切れよ。って人間じゃないんだから。

「みろ白魚のような手が何回もかなづちで叩いたからこんなに腫れちまった」

画像で見るとそんなでもないけど血もでててかなり痛そーでした。お気の毒様でした。

「凛ちゃんはいい子だったねー」

オーディンもこういうふうに万能はさみで切れれば楽なのになー

「中途半端の俺の蹄どーすんだよ」とオーディン。

「真ん中から分けてみたの、かわいいでしょ」とシルク

「私、顔出しは勘弁して」と凛

ブワファファファ、なんじゃこのくっきりすっきりのスケベわけは、撮ってる時はまったく気がつかなっかた。

シルクごめんね。ほんとはもっといい女なのにね。オーディンはシルクにメロメロだもんね。

凛ちゃんも少女A見たいな感じだったのね。デジカメって難しい-!

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