世界遺産のブナ?

今朝、下の部落の井上さんに「昨日庭片付けたときにいらなくなったこの木持ってってうえとかっし」(植えておきなさい)というので貰ってきた。

アセビ4本、紅葉2本、エゴノキ1本、ブナ3本。

ごらんのようにみんな結構大きな木。

「へーブナですかこの辺にはあんまりないですよね、もしかして世界遺産の白神山地のブナですか?」とおら。「うんにゃ、これは箱根のブナだー」とのこと、残念。というよりも世界遺産のブナ取ったら犯罪ですよね。

井上さん、有り難う。

というわけで植えました。

アセビともみじは庭に、ブナとエゴノキは馬場の横に。

馬場は夏、日陰がなく馬がかわいそうなので馬の口が届かないところに植えたけれど一段低いのでこれが育って馬が涼めるくらいの木になるのはいつのことやら。

まーでも正面の松林の下に行けば日陰があるのでよしとしよう。

この林の中に馬の外乗コースを作るといい始めて早3年。

まずは人の遊歩道から始めます。

そういえばツリーハウスなんてとっくに出来てないといけないのにまだ木も決まってない(笑)

アセビは毒だから山羊が間違って食べないかちょっと心配だな。

馬場とは反対側にある藤の花が満開です、ってこれではわからん。

実際はすごくきれいなんです、絡みつかれている木がかわいそうなんで何度か切りたくなったけんど藤だから勘弁してやっている。もっとも絡みつかれているのが結構太い松なんで頑張ってくれるでしょう。

木はいいですねー。一時森林浴という言葉がはやりましたがあれ本当です。

ほんとにすがすがしい気持ちになります。

あれはまだおらが東京でサラリーマンだったときのことじゃった(日本昔話風に)

会社は下町の門前仲町というところにあり、その近くに富岡八幡宮という由緒正しい神社があったとさ。(よく横綱がテレビで土俵入りを奉納しているところ)昼休みおらはいつもそこのクスノキの下でじーっと瞑想しているとなんとともいえないいい気持ちになれたものじゃった。そのクスノキの精霊が降りてきておらを包み込み、まるで俗世間とのバリヤーになってくれたような気分じゃった(昼寝ともいう)。でもたまに邪魔がはいるんだよなー、「真光」(まひかり)という新興宗教のひとが「手かざし」とかいって5分位おらの頭に手をかざすんだ。そのあと「どうですかご気分は」というから「とてもいい」と答えたらうれしそうな顔をして勧誘し始めた。よっぽど「あんたのせいではなく木の精霊のおかげですからーーー!!」(ギター侍風)といってやろうと思ったが人のいいおらは夕方その支部まで話を聞きにいってあげました。(これほんと)(笑)

というわけで誰かクスノキの苗木わけてくださーい。

大事にしますんで(笑)

イチジクとハスカップとゆすらうめと柚子とえーとそれからパンのなる木とお菓子のなる木と・・・大事にします。下さい。なんちゃって。

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