プロもびっくり!

折角ヒズメ用にナタを作ったけれど高橋さんのところに本職の装蹄師の方が来たのでうちも削蹄を頼んでしまった。

そのほうが彼らも歩きやすくなるでしょう。

装蹄師さんちょっとオーディンの大きさにびっくりしてました。

高崎競馬場の仕事を長年されていたそうですが25年やってるけれどこんな大きなヒズメは初めてだ、って言われてましたオーディンの奴。

この体とこのヒズメではとても競馬では勝てないなー、とも言われていましたオーディン。本人は得意の涼しい顔で聞き流していました。

まず特別な刃物で裏を削って平らにします。

これが簡単そうに見えるけど大変なのです。

でもさすがプロさくっさくっと削っていきます。

オーディンもじーっとおとなしくしています。

おらのときは「早くしてくれよ!」とぶつぶつ言うくせに。

たしかに連呼してた。でもオーディンの気持ちも分るのだ。「こんにゃろ」とか「ぐうぁ!」とか「うげ」等と足元で奇声を発せられたらねえ。こわいよね。

体は大きくても蚤の心臓だもんね。オーディン、良く頑張ったよきみは。

それに比べてやはりプロは違いますナー。

ホントに側で見ていて、手際の良さに見とれてしまいました。只々感心するばかりでした。

オーディン、きれいにしてもらって良かったね。

山猿くんもいつかあんな風に出来るといいね。

このでかさ、まー写真の撮り方もあるけどほんとにでかいんです。

装蹄師さんつぶされそうになりながらも大汗かきながら頑張ってくれてます。

なんせJRAの最高記録保持者ですから。この記録がスピードならいいんですけど体重なんです、普通の馬の体重はサラブレッドで400キロから500キロくらいですがこいつは640キロあるんです。でもその大きさのおかげで小さい馬が好きな高橋さんが大きい馬が好きなおらにくれたのでうちの住人になりました。

今はナタではなくこのように「食い切り」のでかいので周りを少しずつ切って形を整えていきます。

確かに前はナタで落としていたとのことですが今はほとんどこのやり方だそうです。でも牛は足を上げないので今でもナタだそうですが。

今度はやすりで底をさらに平らに整えます。

切った周りの部分もやすりをかけて形を整えます。

このやすり見るからに結構高そうでしたがこの装蹄師さんおらにくれちゃいました。いっときますけど催促してませんからー。さらに使い方まで丁寧に教えてくれてすこし伸びたとときにまめにこれで削ってやればそれでいいとのこと。とてもいい人でした。♪

前回の装蹄師さんは最初に使う特殊な刃物(名前がわからん)をくれたし装蹄師さんていい人ばかりだなー。まー動物を好きな人に悪い人は居ないっつーからな。

こんな山奥まで来て頂いた上に新品のやすりまで頂いて素人のトンチンカンな質問にも親切に答えて頂き有り難うございました。

一緒にいらしゃった厩務員さんのNHKの朝ドラ「ファイト」の話しもおもしろかったです。色々勉強になりました。感謝感謝

おまけ

未確認生物発見、ではなくてオーディンの鼻のどアップ。

えさを食べるときにはここだけ別の生き物のように器用によく動きます。

気を抜くとうけ口になってしまうオーディンなのだ。まぁ、そんなオーディンもかわいいけど

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