悪循環

過保護という言葉に敏感なやまざるです、こんにちは。

先日新聞にこんな話が載ってました。

ある記者の小学生の息子が授業でコンパスを使うのを楽しみにしていましたが現在その学校ではコンパスを使った授業をやらないということが分かりとても息子ががっかりしていました。

その姿を見た記者が電話で担任に問い合わせると「危険だから」ということでした。

さらに「もし子供が怪我をしたらあなたはどう責任を取ってくれるのですか?」と言われたそうです。

コンパスの針で刺したくらいの怪我をしてみて初めて痛みを分かっていくのであってそういうことを分からずに育つから普通の子がいきなりナイフで人を刺したりするんじゃないかなー。

またちょっとした怪我でも学校や教師の責任にする親が増えたせいも大いにあるから学校としてもじゃー教えなくてもいい、っとなるのも分からないではありません。

昔ならコンパスの針で刺した?そんなもんなめときゃ治る!です。

親も教師も責任責任で最初から責任のがれの教育になって子供はいい迷惑です。

なんか悪循環だなー。

おらは東京で生まれ育ったけれどやんちゃだったのでいつもすり傷は絶えなかったような・・・(まー東京といっても都心ではないのでおらの子供の頃は周りが畑や雑木林ばっかりでしたから)

ということで学校で教えないなら家庭で教えます。

まずはシンバにナイフでの鉛筆削りを教えました。

右手でしっかりと小刀を持ち左手で鉛筆を持ちながら左の親指で刃の背中を押してゆく、一回で沢山削ろうとせず少しづつ削ってゆく。など。

真剣な顔で鉛筆を削るシンバ。

正しく使えば全然危なくないけど、使い方を間違えると怪我することを教えました。

今、危ない危ないで何にもさせない親が増えているようですがそちらのほうが危ない気がします。

大人になっても包丁も使えないマッチも使えない更にはガス台のガスが点けられないなど。それでもその親は平気なんだよねー。

先日あるテレビのトーク番組でも過保護が取り上げられ某高橋○○と三船○○夫妻が「過保護過保護って子供は親が保護してあげなければ誰が保護するんだ!」と逆切れしてましたが過保護も保護も一緒かよ!って感じでした。

その後はお気に入りのドロ遊び。

ウチでは服が汚れるからとかばい菌で汚いからとか危ないからとは言いません。これも想像力の学習だー。

まーよそゆきの服の時は言いますけど。

おまけ

まだ柵から出てくる床屋の子供。

納戸の片付けをしていたら投光機で暖を取ってました。

今日は全然寒くない!っつーの。

悪循環” に対して10件のコメントがあります。

  1. はたかおり より:

    Unknown

    そうそう、昔、マッチつけるの苦手でね~~~^^;

    ナイフ系は、けっこう得意でした。

    小刀使う授業はありましたよね。

    子どもが怪我でもしたらどうするんだって・・・・・じゃあ、そんな危険な学校には通わせないほうがいいんじゃないですかね^^;

    床屋のこども、半分ワープしてますね^^

  2. tep-pei より:

    まさに!!

    ほんとそのとおりですよ。

    危険を感じてこそ、危険との付き合い方が分かるわけで。

    危ないものから遠ざけるのは手っ取り早いけど、

    そうじゃないんですよね~。

    そういう親が増えているから、先生も大変だし、

    そんな先生も増えていくし。。。。

    ほんと、最近のそういう話を聞いていると頭にきます。

  3. やまざる より:

    はたかおりさんへ

    かおりさんは大事大事で育てられたお嬢様という感じですけどやはりマッチ苦手でしたか(笑)

    ホント文句言うならそんな学校通わせないで私立の自分に合った学校行け!と言ってやりたくなります。

  4. やまざる より:

    tep-peiさんへ

    tep-peiさん久しぶり。

    「無」売れて良かったですね。

    ほんと昔は当たり前のことが今は当たり前ではないようでびっくりします。

    怒るのを通り越してあきれてしまいます。

    tep-peiさんが言うとおり遠ざける方が教えるより手っ取り早いせいもあるのかもね。

    でも先生に「うちの子を呼び捨てにしないで下さい、私でさえさんづけなのに」とか「わたしも叱ったことないのに叱らないで下さい」とか。まったく後ろから飛びひざ蹴りでも食らわせたくなりますよね(笑)

  5. popeye より:

    あほらしい

    おひさしぶりです、毎日ブログはみてますよ。

    エンピツ削りも危ないからダメ、さらにはコンパスも

    ダメ。

    日本の教育の現場は私たちには理解できない所まで

    落ちていますね。

    まー学校や教師が・・・・じゃなくて、親・大人が

    悪いんじゃないかな。

    体罰を肯定する訳じゃないけど、僕らの時代は親が先生に「悪いことをしたら拳骨をやってください」なんて言っていたもんですけどね。

    男の子のポケットには肥後の守という折りたたみの

    ナイフがいつも入っていたものです。でも、それで友達を刺したりしたのは聞いたことないなあ。

    ナイフでケガをしたら親に怒られないようによもぎの

    葉っぱをつばで揉んで止血して終わり、赤チンは目立つのでこけて擦り剥いたひざによく塗っていましたね。

    何でも危ないからダメと遠ざけてちゃ何もわからない

    子供になるとおもいますよ、実際、今親になろうとしている若者がなっていますけど。

    まず大人が変わらなきゃまずいですね。

  6. やまざる より:

    popeyeさんへ

    久しぶりー。

    毎日見てくれてありがとう。

    まったくその通り!

    おらは体罰も場合によっては必要だと思ってます。

    何が何でも体罰は駄目!生徒が殴りかかってきてもよけることすら許されないなんておかしい。

    廊下に立ってなさいというのも体罰らしいし。

    ウチの息子の先生には「息子が何か悪いことをしたらお尻でも足でもおもいっきりひっぱたいてやって下さい」とお願いしてます。

    実際おらの子供の頃は先生にそうされて育ったからねー。

    今、子供を甘やかしてきた親は子供が引きこもりやパラサイトになって困っているけれど見方によっては自業自得かもね。

    過保護な親がいたかと思うとしつけと称して虐待する親もいたりしてムズカシイね。

    子供がかわいいからこそいいことと悪いことをしっかり教えたいよね、なんでもかんでも子供の言いなりではその子供はろくな大人になれないし子供がかわいそう。

  7. より:

    Unknown

    このコメントはアメリカからです。

    こっちにきてこのブログを見れるなんてとびっくりしました。日本では地震があったらしいけど大丈夫でしたか?こっちは分からないことだらけだけど何とかがんばってやっています。

  8. やまざる より:

    哲ちゃんへ

    えー今アメリカ行ってるの?

    まさか新宿のアメリカ屋とかどっかのアメリカ村じゃないよね(笑)

    インターネットってすごいよねー、世界中の人が同じ情報を同時に見られる機会が与えられているのだから。

    だからこそこの膨大な情報の中から自分にとって大事な情報を選んでいくことは大事だよー。

    なれない生活頑張って!

    その苦労は絶対将来役に立つから!。

  9. Unknown

    今の教育現場と言うか今の親の子供の育て方に愕然とする事が良くあります。

    子供が変なのはうなずけるって感じがしてしまいます。

    みもりの里はやまざるさん式子育てですよ~。

    痛い思いをしないと痛さは判らないですものねー。

    泥遊びはかあちゃん的には洗濯が大変なので嫌ですが楽しいことも知っているのでしょうがないな~って感じでやらせてます(笑)

    コンパスを使わせない学校があることは初めて知りました。その内はりが危ないからって裁縫の授業や包丁が危ないからって料理の授業もなくなってしまったりするのでしょうか?

    これからの教育がしんぱいですね。

  10. やまざる より:

    みもりの里のかあちゃんさんへ

    ほんとにこの過保護どこまで行ってしまうのでしょう、って感じですよね。

    一部の過保護な親の理屈に学校が振り回されて教育現場では混乱しているようです。

    結局先生も責任取るのがいやだからゆっくりとどんどん間違った方向に行ってるように感じます。

    またペットに子供以上の感情を持って、掛け合わせるだけなのに何十人も人を呼んで本格的な結婚式をやっているのを新聞で読みました。あほらしい。

    ペットはブランド物の窮屈な服を着せられていい迷惑です。

    こうなったらそれがおかしいと感じているウチやみもりの里家やその仲間は自宅でまともな教育をしてあげるしかないかもね。

    お互い頑張りましょう。

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