エッ裸足?!
表札の注文を貰ったやまざるです、こんにちは。でも又身内です。
昨日知り合いの工務店の社長さんが来て「明日から古い家壊すから欲しいもんあったら持って行っていいよ」というので早速行って来ました。
結構でかい家です。
この部落は100年前に大火事で全戸が焼けてしまいこの家もその時に建てたので
築100年だそうです。
現場に行ったら解体業者の社長も知り合いでした。
「この間この家壊すからって萩原さんとこに言いに行ったんだよー」と言われてしまいました。
出たり入ったりで留守の時も多いからねー。
中の梁とか柱はたいした物が無い(失礼)のでこの欄間だけ欲しいというと「よし分かったきれいに外しといてやるから又午後きらっし(来なさい)」ということでした。
すごく細かい彫刻の欄間でした。
今はユンボの先にはさみをつけてバリバリと壊していきます。
午後に又行ってみるとあっという間にご覧の通り。
あの欄間はどこかなーと周りを探してみてもどこにも無い!
社長曰く「外そうとしたんだけど振動でばらばらになっちまった、ホントに振動だけでだよ」と強調してました。
彫刻の廻りもすごく細かい組み細工みたいだったからなー、でももったいないことをしました。
こうやって昔の匠の技がどんどん消えていくんだなー。
のらさんの真似をしてちょっと花を載せてみる・・・
その部落のはずれにあった梅の花です、こちらでは桜はまだまだつぼみです。
そういえばその部落ですばらしいばーちゃんに出会いました。
腰は90度以上に曲がり顔が地面とすれすれです。
もんぺ姿で重そうなリヤカーを引いてました、でも足元をみるとなんと裸足なんです。びっくりしました。
おらは車だったので気が付くのが遅れ振り返って見てしまいました、だって舗装路ですよー、細かい石も沢山落ちてます、雨もぱらぱら降ってます。
おそらく農作業の時だけでしょうがきっと80年以上裸足なんでしょうねー。
お金の問題ではなく何か彼女なりのこだわりがあるんだと思います。
話をしてみたかったなー。
年寄りの人の話を聞くと昔は皆はだしだったらしいですが・・・それにしてもすばらしい。
おまけ
一昨日却下になった陶芸小屋の玄関前の台(見てない人はおとといの記事に載ってます)壊すのはもったいないのでウサギのエサ置き場にしました。
かみさんに「屋根がないとエサが雨で濡れるから作って」と言われてたもんで。
お察しの通りやっつけ仕事です。屋根は外壁用のサイディングの板です。
(ジーッと見ないでね)
ウチにはウサギの広場のウサギとは別に放し飼いウサギもいます。
以前は全部放し飼いだったのですがみんな猫の銀ちゃんやキツネにやられて生き残ったのはこいつだけです。
寛いでます。
もったいない!!
どんどん、そうやって古いものがなくなっていくんですね~。
こんど、こういう解体があるときには、教えてください。
もらいに行きます^^
tep-peiさんへ
ほんとにもったいないと思います。
ただ住んでる方の身になるとそうとばっかりも言えないようです(住みにくい)。
リフォームするにしてもスゴイ金額だし・・なら建替えよう、となるらしい。
上の写真にも写ってるけど奥の赤いトタン屋根のでかい家は来年建替える予定です、古材はおらにくれることになったのでそのときはtep-peiさんも呼びましょうか?
では。